先週の19日に、高学年、低学年、ともに今シーズン初の練習試合を行いました。

 

試合結果は別として、各選手が新たなポジションで、どれ位、やれるのか。

ピッチャーはストライクが入るのか。

野手は、声は出てるか。

ランナーは、打球に対して正しい走塁が出来るか。

サインを見逃してないか。

控えの選手は、しっかり応援をしているか。

ベンチで試合に集中出来ているか。

 

チェックポイントはいっぱいありますが、試合をしないと見えてこないものがあります。

 

今は、いい点、悪い点をあぶり出して、それを練習に活かしていく。

そんな時期ですね。

 

さて、今シーズン初の練習試合。

選手だけでなく、

ベンチスタッフも去年と変わっているので、ベンチワークのデビューとなりました。

 

 

監督は、試合中は、采配を振るのが最大の仕事ですが、29番、28番には沢山の仕事があります。

 

いくつか挙げてみます。

 

監督の采配への進言。

交代選手の進言。

リリーフの準備。

控え選手がしっかり応援出来てるか、集中出来てるか目を光らせる。

守備位置の確認、修正。

ミスプレーを選手が理解してなければ、その場での説明。

選手への叱咤激励。

 

そのほかにも色々ありますが、選手がしっかりしていれば、わざわざベンチスタッフが言う必要が

ないものもありますね。

 

守備位置などもキャッチャー、周りの野手が声を掛け合えば解決する問題ですしね。

 

そう考えると監督の野球を理解し、監督がやって欲しい事を先にやって、いかに監督が試合に集中出来る状況を作れるか、それが一番大事な事なのかもしれません。

 

あと、ベンチ内での役割分担を含め、30番、29番、28番が信頼関係を持ってベンチにいる事が

大事ですね。

 

 

自分は初めてベンチに入った時、自分の役割をあまり理解できてなく、とにかく、声を出す事が

いいコーチだと勘違いしていた事があります。

それで声をからして自己満足に浸っていました。

声を出してないと自分が無能なコーチと思われる気がして、子供でなく、周りの目を気にしていたんですね。最悪です。

 

逆にそういう事がわかっているのだから、自分が監督だった時、29番、28番にもっと役割を明確にしてあげれば良かったなと感じています。

 

父親、母親もそうですが、みんな最初から親だった訳ではなく、子供とともに成長して、やっと

親らしくなっていく訳です。

 

同じ様に、ベンチスタッフも1つ1つの試合が勉強で、それにより、成長してより良いコーチになっていくのでしょうね。