【第3位】サンケイスポーツセンター少年野球選手権大会

【2025年11月29日・30日 活動報告】

11月最後の週末は、ヤンガースにとって思い出深い2日間となりました。

 

■ 11月29日:親子大会

この日は毎年恒例の「親子大会」を開催しました。
翌日に大事な大会を控えていたため、練習もしつつ、親子で一緒に野球を楽しむ特別な1日です。

 

 

低学年チームと母チームの対戦、高学年チームとスタッフの真剣勝負など、どの試合も見どころ満載!

 


笑い声と応援の声がグラウンドいっぱいに広がり、子どもたちの楽しそうな姿に、保護者やスタッフも自然と笑顔になります。

 

 

練習の雰囲気とはまた違う、子供も大人も“みんなで野球を楽しむ”というヤンガースらしさが詰まった1日となりました。父母会の皆様、ありがとうございました!

 

 

■ 11月30日:準決勝

サンケイスポーツセンター少年野球選手権大会。いよいよ迎えた準決勝。


この日は、歴代OB・OG、元監督、低学年の選手、保護者、スタッフ…まさに大応援団。この世代がどれほど多くの方に愛され、支えられてきたのかを強く実感する大声援でした。すでに胸が熱くなるスタートでした。

 

 

【試合展開】

● 初回

先発投手の立ち上がりに四球とヒットが重なり、3点を先制される苦しい展開。惜しい守備もあり、予想通り…追いかける試合展開に。それでも立ち上がりに3点で抑えたのは成長。球速も上がり、マウンドでも落ち着けるようになりましたね!夏以降、数多くの試合の先発を任される重圧もあったと思います。それでも腕を振って投げ切ってくれてありがとう!まだまだ伸びるよ!

 

 

攻撃も三者凡退で静かな立ち上がりとなりました。

 

● 2回 キャプテンへの継投

2番手・キャプテンへ早めの継投。エラーとヒットで1点は失うものの、試合の空気を落ち着かせるナイスピッチング。攻撃は相手投手のアウトコースへのボールに苦しみ、ここも三者凡退。

 

 

● 3回・4回

1点ずつ追加され、0-6に。
しかし選手たちは下を向かず、声を掛け合い集中を切らさずにプレー。

 

 

5回は無失点に抑え、テンポ良く試合は最終回へ。2番手投手は4回3失点・無四球と堂々のベストピッチ。強打者への渾身のストレートで奪った三振は、この日一番の盛り上がりでした。いつも苦しい場面で登板しても、平然とした顔で投げて、みんなが守ってくれると小さくガッツポーズをして戻ってくる選手。みんなでアウトを取るお手本のような投手でした。いつもありがとうございました!感謝。

 

● 最終回(守備)エース登板

 

 

惜しい守備も重なり2失点するものの、気迫のこもった投球で最後の攻撃へつなげます!

こういうチームを勢い付ける投球ができるようになったんです…。それだけで泣ける。この大会は体調不良も重なり、もどかしい日々もあったと思います。でも、低学年の時はほとんど投げることのなかったサウスポーがここまで成長したことに心から嬉しく思いました。あの全てがハマった時のストレートは凄いんだからね!自信持って欲しい!

 

■ 最終回の攻撃

先頭の6年生が出塁すると、ここで代打として今年入団した6年生を起用。四球を選んでチャンスを広げ、ベンチも応援席も大盛り上がり!ここでしっかり選べたのは本当に成長です!雰囲気とか緊張で大きいのを打ちたくなる、そんな難しい場面でしたが、ストライクは振って、ボールは振らない、いつも練習を頑張っていたことを感じられる本当に良い打席でした!

 

 

さらに絶好調の3番打者の6年生が、この試合チーム初ヒットを放ち満塁!こういう時に打てる選手になりましたね。形なんて関係ない!君が打てば盛り上がる。そんな特殊な才能を持った選手です。頼りになるんです。やんちゃ坊主に見えてた人もいるかもしれないけど、そんなことなく…表情豊かで、優しくて、みんなに声をかけて、集中した時は特にすごい、そんな選手です。

 


ここから押し出しで2点を返し、なおも1死満塁。

 

「一打出れば…逆転もあるかもしれない」

 

 

会場全体が祈るように見守る痺れる場面でした。7番の6年生はいつも緊張した顔で不安そうに打席に入ります。でも、チャンスに強い。そんな不思議な選手でした。この大会は闘志を全面に出して守備でも攻めた。君は強い!

 

 

8番の6年生はポーカーフェイス。でも本当は打ちたい!打ちたい!って思ってるんだろうなって伝わってきます。ホームランを打てる選手になるとは思っていたけど、あんな大きなホームランを打てる選手になるとは思わなかったよ!

 

そんな期待の6年生でしたが、最後は惜しくも三振でゲームセットとなりました。最後まで、みんなでできることをやって、繋いで、なんとかしてやろうって気持ちが全ての人に伝わる良い場面でした。そして試合後の選手たちの表情は・・負けた悔しさ、やり切った誇らしさ、この試合で終わる寂しさが入り混じった、とても良い顔でした。

 

 

三郷ヤンガース 2 - 8 新和ヴィクトリー
結果は第3位。20年ぶりとのことで快挙!おめでとう!

敢闘賞にはミスターヤンガースが受賞しました!本当におめでとう!みんなが嬉しかったよ!

 

 

■ 新和ヴィクトリーさん、優勝おめでとうございます!

準決勝で戦った新和ヴィクトリーさんが、初優勝!
同じ三郷市の仲間として、とても嬉しく思います。
心からおめでとうございます!

 

■ 午後:1年間の振り返りミーティング

 

 

午後は、チーム全体で1年間の振り返りを行いました。

  • できたこと
  • できなかったこと
  • もっと良くするためには何が必要か

選手同士で真剣に話し合い、考える力・伝える力を育てる大切な時間となりました。

また、1年間を通して“最もチームの姿勢を体現した選手”を選ぶ投票も実施。

低学年は「一番全力で頑張った選手」が最多得票。

 


高学年は、6年生からの信頼も厚い5年生の“次期キャプテン”が選ばれました。次期キャプテンは、低学年の頃はフンフンしていた子・・・。それがこの1年で見違えるほど成長し、劣勢の時に仲間を鼓舞し、相手への気遣いもできる選手に。その姿にまたひとつ感動をもらいました。少年野球の良さは、こうした“子どもたちの成長ストーリー”を間近で感じられることですね!


例年ヤンガースのキャプテンは自分の結果だけではなく、仲間の成功を誰よりも喜び、失敗した仲間を誰よりも励まし、チームが苦しい時こそ前を向ける選手がなることが多いです。苦しい時にどういう立ち振る舞いができるか。来年も楽しみです!

 

■ 残すは卒団式

いよいよ、6年生は卒団式を残すのみとなりました。寂しいですが、しっかり送り出してあげたい。そんな気持ちです!本当にいつも楽しい思い出をありがとう!

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