先週のキングライオンズとの試合、こんな場面がありました。
うちが、3点先制して主導権を握ったものの、じりじり点差をつめられて苦しい状況になった終盤。
ここで、うちが追加点を取れば、追い上げムードの相手の気持ちを断つ事が出来る。
でも相手エースも毎回ランナーを背負うものの最後の一本を許さない。
どちらも苦しいそんな状況でした。
二死満塁。
バッターは、5番。
ふと見ると三塁ランナーの背番号2の選手が、ちょっとうつむき、手を顔の前で組んで何かを祈っていました。
おそらく、「頼む、打ってくれ!」と祈っていたのでしょう。
普段、チーム1強気の選手のそんな1コマでした。
もちろん、ベンチも応援席もみんな祈っていました。
でも、その祈りはむなしく、バッターは打ち取られてしまいました。
相手エースの気持ち、実力のほうが上でした。
あと1本。
あと1つのアウト。
本当に勉強になった試合でした。
みんな、この試合を忘れるのでなく、胸に刻もう。
そして、あと1本、あと1つのアウトに強いチームになろう。
そして、個人の祈り、チームの祈りが通じる様なそんなチームになっていこう。