車の運転で、ここで歩行者が飛びだすかもしれないと運転する人、いやこないだろうと思って運転する人、同じ場面では、飛びだすかもしれないと細心の注意を払って運転しなさいと教習所で習いましたよね。
これを「かもしれない運転」と言いますが、少年野球の試合でも同じ様な場面がたびたびあります。
先日の試合でもありました。
無死1、2塁。
バッターは、主力打者だが、現在絶不調のバッター。
それでも、ここらで、一発でるだろうと自分は強攻策。
結果、三振でランナー進めず、この回、無得点。
逆転の流れを逸し、これ以降、流れは一度も来ず、試合は大敗。
あの場面。
打てないかもしれないと思い、ランナーを進める為にバント。
打つか打たないかに賭けるのではなく、最低でもランナーを進める作戦。
そんな作戦もありだったかなと今になれば思います。
ピッチャーの交代機も一緒。
ここは、何とか抑えてくれるだろうと球数も考えずに続投。
打たれてから、変えるべきだったと後悔する事、たびたび。
選手を信頼はしても、信用しきってはいけない。
ベンチは、最悪を考えながら采配をしなくてはいけない。
弱気になる事はありませんが、「かもしれない采配」、必要かもしれない。