昨日、大学1年生の長男が、帰宅するなり、
「今日、ホームラン打ったよ!。満塁の場面で代打で出て、1ストライクからの2球目。甘い球だったからフルスイングしたら、ライトスタンドにいった。多分、130mはいったと思う。みんなからも絶賛された!」
と興奮気味に話してくれました。
大学に入ってからは、同期でレギュラーとして活躍する選手が何人かいる中、控えのBチームから抜けだせず、ずっと苦しんでいました。
時には、野球を辞める事をほのめかし、そのたび、叱咤激励をしてきました。
気持ちが変わってきたのか、全体練習後の自主練にも積極的に参加する様になり、後は、結果が出ればという状態でした。
それでも、つい先日の紅白戦でもメンバーから漏れ、「やっぱり、監督もコーチも努力する姿を見てくれていないか」と心が折れかかってました。
流れが変わってきたのが、フリーバッティングでの状態の良さをコーチが見てくれていた事でした。
「マシンで、今日6本くらいスタンド入れたよ!明日の紅白戦には出れると思う」
そう言って、前の日から、何とかチャンスをものにしなければと、張り切るとともにとても緊張した様子でした。
親としても、なんとかチャンスをものにして欲しい、それだけでした。
翌日、本人以上に自分のほうが、結果がどうだったか朝から、やきもきしていました。
その日の夜、本人は帰ってきても野球の話はいっさい無し。
駄目だったのかなー。
でも、結果が出たかどうか、こっちからは聞けない。
翌日、心が落ち着いたのか、やっと本人から「打てなかった。でも凄いファールを打って、ベンチは盛り上がった。もうちょいだった。」と打席での内容を話してくれました。
「頑張ってれば、チャンスはまたくるよ」
そして、一昨日、あらためて、
「明日の対外試合、ベンチに入れる事になった。出れたとしても代打だと思う」
そう言って、出かけて、冒頭のホームランにつながりました。
それでも、これが始まり。
これから、春のリーグ戦で、ベンチに入れるかどうか、戦いは続きます。
もちろん、最大限のバックアップをします。
頑張れよー!
※ ごめんなさい。ヤンガースと関係ない話をしました。
でも、OBが頑張ってるところ、苦悩するところ、あきらめない大事さを伝えたかったのです。